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データマネジメントパスポート試験 出題範囲(案)

制定の考え方

本出題範囲は、データマネジメントアカデミー設立趣意書(データの収集・整備・品質管理・ガバナンス、AI・DX、学習到達度の可視化、2027年度以降のデータマネジメント試験(仮称)への橋渡し)に基づきます。

また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が情報処理技術者試験の見直しにおいて示している方向性(ITパスポート試験の次のステップとしての位置づけ、データマネージャー像、分析基盤に関する知識、ビジネス部門・経営層との協働、データドリブンな活動の推進、生成AI時代におけるデータの準備・管理の重要性など)との整合に配慮して編成します。

なお、本試験はIPAの国家試験とは独立した民間評価であり、IPAの正式シラバス・試験要項の転載や代替ではありません。IPA側の公表内容が更新された場合は、本範囲を見直します。

試験の到達目標(概要)

出題分野の構成(大分類)

以下の6分野を中心とします。配点比率は版により調整可能ですが、学習設計の目安としての参考比率を併記します。

分野A データマネジメントの基礎とDX・AIとの関係(参考比率:約12%)

分野B データガバナンスと組織・プロセス(参考比率:約20%)

分野C データアーキテクチャと分析基盤(参考比率:約25%)

※SQL出題は、データベーススペシャリスト試験のような高度な性能チューニングや複雑な設計専門性を主眼としません。分析・整備・品質確認に必要な実務的な読解力を測る位置づけとします。

分野D データ品質・メタデータ・マスタデータ(参考比率:約20%)

分野E セキュリティ・プライバシー・コンプライアンス(参考比率:約15%)

分野F ビジネス連携とコミュニケーション(参考比率:約8%)

出題の深さと形式の目安

知識問題に加え、短文シナリオに対する「最も適切な選択」の形式により、業務文脈での判断力を測定します。

SQLについては、結果セットの意味の読取り、文の意図の選択、明らかな誤りの指摘など、記述式に依存しない方式を主とします(版により記述の程度を検討可)。

オープンデータについては、制度の趣旨・提供形態・組織運用・ライセンス/プライバシー上の判断の考え方を問い、個別法令の条文番号や細目の暗記を主眼としません。

特定ベンダ製品の方言に特有の構文や操作手順の暗記、特定法令条文の丸暗記を主とする出題は原則としません。

ITパスポート試験で扱う基礎的なIT・セキュリティ一般は、本試験では前提知識として扱い、データマネジメント特有の論点に焦点を当てます。

既存の参考問題との対応(参考)

参考問題.ini の設問は、主として分野B(問1,7)、分野D(問2,5,6,9)、分野C(問3,4)、分野E(問8)、分野A(問10)に分布する想定です。SQLに関する参考問題は分野C6・C7に追加する想定です。オープンデータに関する参考問題は分野A5・A6、B5、E5に追加する想定です。

改定ポリシー

IPAによるデータマネジメント試験(仮称)のシラバス・試験要項の公表、試行問題の公開、または業界標準・法制度の重要な変更があった場合に、本出題範囲を見直します。

以上

設立趣意書